当時、世界のパソコン業界で圧倒的な覇者として君臨していたコンパック(Compaq)。
しかし、後発のデル(Dell)による猛烈な価格破壊や格安メーカーの台頭により、激しいシェア争いに巻き込まれました。
結果、収益が悪化し、最終的には買収され、市場から姿を消すことになったのです。
一方、利益更新を続けた企業がありました。
OS(基本ソフト)を提供していたマイクロソフト(Microsoft)です。
コンパックが販売したPCにも、ライバルのデルが販売したPCにも、同じ「Windows」というOSが組み込まれていました。
どのPCメーカーが勝っても、PC市場全体が広がれば自動的に儲かるというポジションを確立していたのです。